2011年09月05日

夜中に足がつる

夜中や明け方、寝ているときに突然足がつって目が覚めたりすることがありませんか? 
「足がつる」とは、足の筋肉が突然強い痛みを伴って収縮・けいれんすること。とくに多いのが、ふくらはぎがつる「こむら返り」です。
足がつることは、さして珍しいことではなく、誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。とはいえ、飛び起きるほどの痛みはつらいですし、頻繁におこると、「何かの病気が原因ではないか」と気になるものです。

夜中に足がつるのは、多くは筋肉の疲労によるものです。とくに運動をしていなくても、日常生活での疲れが積み重なっておこったり、普段と異なる動かし方をしたために足がつる可能性もあります。疲れた筋肉は、通常はゆるむものですが、過度の刺激を受けると強く収縮し、足がつる原因となります。
また、筋肉の冷えによる血行不良も筋肉を収縮させることから、足がつる原因として考えられていますが、いずれも病的なものではありません。


ほかに多いのは、多量の発汗や下痢などによる脱水状態などで電解質(カルシウム、マグネシウム、カリウムなど)のミネラルのバランスが崩れることによるもので、神経や筋肉が興奮しやすくなって足がつる原因になります。
夏場にも多いのは汗をかいて、体が水分不足をおこし同じことが起きるからです。

また、降圧剤やホルモン剤などの薬剤が原因となる場合もあります。

 注意が必要なのは、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)や椎間板ヘルニアなどの症状の一つとしておこったり、脳梗塞や脳腫瘍、糖尿病などの内分泌疾患などがあって足がつることもあることです。症状が頻繁におこる場合には、整形外科や神経内科または糖尿病に詳しい内科などで原因を調べてもらうとよいでしょう。


対処法
足がつったときには、まずその筋肉を伸ばすとよいでしょう。ふくらはぎがつったときは、つったほうの足先を手でつかんで足裏が反るように顔の方にゆっくりと引きつけましょう。こうすることで、収縮したふくらはぎの筋肉を伸ばすことができます。少し症状が和らいできたら、ふくらはぎを下から上へ向かってマッサージしたり、ひざの裏をもむ、足首を回すなどの方法で血行を促し、硬くなった筋肉をほぐしましょう。

起きあがれるなら、つったほうの足を伸ばして座り、片手で足先をつかんで手前にゆっくり引きつけたり、つったほうの足を後ろに引いて立ち、アキレス腱を伸ばすような姿勢をとります。

筋肉の冷えによる血行不良も筋肉を収縮させる原因のため、温めるのもおすすめです。

予 防
一度足がつると、何度も繰り返してクセになってしまいがち。そうならないためには、ふだんから足が冷えないように注意して、筋肉のマッサージやストレッチを行うことです。

こうしたストレッチに加え、食生活での栄養素の偏りを改善することも大切です。ミネラル分が不足しないように野菜や果物、海藻、牛乳などをしっかりとりたいものです。また、足がつりやすい人では、ビタミンB1やタウリン(アミノ酸の一種)の不足が指摘されます。ビタミンB1は豚肉、豆類、牛乳、卵などに、また、タウリンは、イカやタコをはじめとした魚、貝類に豊富です。
汗をかきやすい人は特に、普段から水分を適度に補給することを忘れないでください。
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posted by 東出孝治 at 03:02| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | 更新情報をチェックする
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