2011年07月03日

下アゴのズレが病気の原因に?

長年、治療や投薬を受けても、症状をぶり返し辛い思いをしている。なぜ病気が治らないのか?それは「症状を抑えればいい」という、その場しのぎの対症療法に頼っているからではないでしょうか?原因を取りのぞかない限り、その症状が完治することは難しいでしょう。「下アゴのズレ」がこのようにさまざまな病気の原因になっているという説が注目を浴びています。

肩こり、頭痛、腰痛、神経痛、冷え症、動悸、息切れ、不整脈、高血圧、低血圧、貧血、ぜんそく、花粉症、アトピー、胃潰瘍、下痢、 便秘、生理痛、不妊症、自律神経失調症、糖尿、痴呆症、アルツハイマー、近視、乱視、顎関節症、歯ぎしり 、拒食症、過食症、肌荒れ…
実はこれらの症状の根本原因は、アゴのズレも原因といわれています。下アゴがズレて、咬み合わせが深くなっている人は、さらに大きな力で咬むため、頚椎、脊椎を圧縮することになります。「下アゴのズレ」が原因となり、頭痛を起こしている場合、前述の精神的ストレス・身体的ストレスは、筋肉の過緊張をさらに悪化させる誘引になってしまいます。
いびき・睡眠時無呼吸のみならず、腰痛・頭痛・肩こり・アレルギーなど、生活習慣病、慢性疾患の原因のほとんどが、実は「下アゴのズレ」にあるということが分かってきています。アゴがズレると頬にある神経から、絶えずストレスが大脳に送られます。このような人はいくら睡眠時間をとっても疲れがとれにくいのです。

昔の人にはあまり見られることはなかった症状ですが、今の人にとっては共通と言っていいほどの症状らしい下アゴのズレ。現代人は運動不足やストレスによる歯ぎしりなどのために奥歯が十分に伸びていません。 奥歯が十分に伸びていないと、下アゴがズレてしまいます。また、柔らかいものばかりを食べるようになった現代人は元々奥歯の高さが低いのです。さらに、食生活や生活環境・習慣の中で、あるいは歯の治療等で、左右の奥歯の高さは少しずつ変化していきます。

顎関節症患者に多く見られる“アゴのずれ”は、左右の奥歯のわずかな高さの違いが原因となってアゴが傾きはじめます。
短い(低い)奥歯の方が咬みやすいため、低い方で咬むクセがつき、アゴもどんどんそちら側(低い方)にずれていきます。
その結果、アゴの傾きにあわせて口元、目の高さ、鼻筋の歪みも次第に大きくなってくる(顎変形症)のです。これがアゴの成長時期に起こった場合、アゴの成長が左右で極端に変わってくることがあり、下顎枝(右図参照)の長さが左右で2cm以上も違うといったケースもあります。人間は、アゴがズレるとアゴの筋肉バランスが崩れ、同時に全身の筋肉バランスも連動して崩れることが、生理学的現象としてわかっています。

アゴの筋肉と脳を直結する神経(三叉神経)から伝わるアゴの「ゆるみ情報」は、脳に直接ストレスを与える情報となります。つまりアゴがズレている人は、常に脳にストレスを与え続けている状態であり、脳は24時間ダメージを受け続けます。しかもこの現象は、自分では全く自覚することができません。
これが直接原因となって、不眠症、めまい、吐き気、頭痛、肩こり、腰痛、アレルギー、免疫力低下、ホルモンバランスの異常といった障害を引き起こしていくのです。

このアゴがズレた状態が長期に及ぶと、背骨のゆがみや傾斜、脳の機能低下が起こり、種々様々な病状がおこります。この症状を低位咬合症(ていいこうごうしょう)と言い、現在確認されているものとしては150以上の病状があります。
この低位咬合症の多岐に渡る病状には、従来よりそれぞれ別病名があるために、低位咬合症であるにもかかわらず原因を特定できず、未だ不適当な対処治療がなされている場合が少なくありません。
医師から、全身を調べたが異常がないと言われたときは、このアゴのずれが病気の原因ではと疑ってみることもいいかもしれません。ほとんどの医師は、アゴがズレてるかどうかを調べることはまずないでしょう。
posted by 東出孝治 at 20:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 口腔ケア | 更新情報をチェックする
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